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矯正治療が終わらない人の特徴や対処法を解説

皆さん、こんにちは。江南市布袋のつかもと歯科です。矯正治療は、患者さんの歯並びや噛み合わせを整えるために大切な治療ですが、中には予定通りに終わらず長引いてしまう方もいます。矯正治療が終わらない背景には、生活習慣や装置の使用状況、さらには歯や歯茎の状態など、さまざまな要因が関係しています。本記事では、矯正治療が長引く人に共通する特徴と、計画通りに終わらせるための具体的な対処法について詳しく解説します。

矯正治療が終わらない人の特徴

装置の使用時間を守れない

マウスピース矯正の場合、1日20時間以上の装着が必要です。しかし、装着時間が短いと歯は計画通りに動かず、治療期間が延びてしまいます。特に子どもや学生の患者さんでは、部活動や学校生活の影響で装置を外す時間が長くなりやすい傾向があります。

通院を怠ってしまう

矯正治療は定期的なチェックが欠かせません。装置の調整や歯の動きの確認を怠ると、治療の進行が停滞するだけでなく、歯茎や噛み合わせに問題が生じる可能性もあります。予約を先延ばしにする習慣がある患者さんは要注意です。

口腔ケアが不十分

矯正中はむし歯や歯周病のリスクが高まります。歯磨きが不十分だと虫歯や歯茎の炎症が起こり、治療を一時中断せざるを得ない場合もあります。その結果、予定より大幅に治療が遅れるケースがあります。

歯の動きに個人差がある

同じ計画で治療を始めても、歯や骨の状態は患者さんによって異なります。歯が動きにくい方や、歯茎や骨の状態が安定するのに時間がかかる方は、治療期間が想定より長くなる傾向があります。

装置の破損や紛失

ワイヤーが外れたりマウスピースを失くしたりすると、治療計画に遅れが生じます。特に子どもや忙しい社会人の患者さんでは、このようなトラブルが治療の進行を妨げる大きな要因となります。

矯正治療を計画通りに終わらせる方法

装置の使用ルールを厳守する

マウスピース矯正では装着時間を守ること、ワイヤー矯正では装置の破損を防ぐ生活習慣を意識することが大切です。食事や歯磨き以外の時間はできるだけ装置を装着し続けることが治療をスムーズに進める秘訣です。

定期的な通院を欠かさない

歯は少しずつ動くため、定期的な調整が不可欠です。予約を先延ばしにせず、計画通りに通院することで治療が順調に進みます。万一通院が難しい場合は、事前に相談してスケジュールを調整することが重要です。

口腔衛生を徹底する

治療中は普段以上に歯磨きやフロス、洗口液を活用し、むし歯や歯茎の炎症を防ぎましょう。歯科医院での定期的なクリーニングも有効です。お口の健康を守ることが、治療の中断を防ぐ第一歩です。

医師の指示を守る

矯正治療は、歯科医師の指示を守ることが治療成功の鍵です。ゴムかけの指示やリテーナーの装着など、小さな積み重ねが治療全体の進行に大きく影響します。患者さん自身の協力度が、治療期間の長短を左右します。

生活習慣を見直す

頬杖や口呼吸などの習慣は歯並びに悪影響を与え、治療の妨げになることがあります。歯科医師と相談しながら生活習慣を改善することで、治療効果がより安定します。特に子どもの場合、保護者の協力も不可欠です。

まとめ

矯正治療が終わらない背景には、装置の使用状況や通院の頻度、口腔ケアの不足、さらには生活習慣や歯の個人差など、多くの要因が関係しています。治療を計画通りに進めるためには、患者さん自身の協力と歯科医師との信頼関係が欠かせません。装置の使用ルールを守り、定期的な通院やお口のケアを徹底することが、治療の成功につながります。矯正中に不安や疑問があれば、いつでも遠慮なく当院にご相談ください。

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