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大人の歯並びが悪くなる原因は?

皆さん、こんにちは。江南市布袋のつかもと歯科です。

鏡を見たとき、「昔より歯並びが乱れてきた気がする」と感じたことはありませんか?実は、歯並びは大人になってからも変化します。年齢を重ねることで、噛み合わせや歯ぐきの状態、生活習慣の影響などが少しずつ積み重なり、歯列にズレが生じるのです。今回は、大人の歯並びが悪くなる主な原因と、放置した場合に起こりやすいトラブルについて詳しく解説します。

大人になってから歯並びが悪くなる原因

歯の喪失によるズレ

むし歯や歯周病で歯を失うと、その隣の歯が空いたスペースに向かって倒れ込んだり、噛み合う歯が伸びてきたりします。このような動きが起こると、全体のバランスが崩れ、歯並び全体に影響を及ぼします。特に奥歯を失ったまま放置すると、前歯の噛み合わせにもズレが生じ、見た目や発音にも変化が出ることがあります。

加齢による歯ぐきや骨の変化

加齢とともに歯ぐきが下がり、歯を支える骨も少しずつ減少していきます。その結果、歯が動きやすくなり、歯列が乱れてくるケースがあります。また、歯周病によって歯を支える力が弱まると、歯が傾いたり隙間が生じたりすることもあります。

噛み合わせや咬合力の影響

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、特定の歯に強い力がかかります。この力が長期間続くと歯が少しずつ移動し、歯並びが崩れていきます。また、上下の噛み合わせのズレがあると、一部の歯だけに負担が集中し、結果的に歯列全体が不安定になることもあります。

生活習慣や姿勢の影響

頬杖やうつ伏せ寝など、日常的な癖が歯や顎に圧力を与えることで歯並びに影響を及ぼすことがあります。特に長時間のデスクワークやスマートフォン操作により姿勢が悪くなると、顎の位置がずれ、咬み合わせの変化を引き起こす場合もあります。

悪くなった歯並びを放置するとどうなる?

むし歯や歯周病のリスクが上昇

歯並びが乱れると歯と歯の間に汚れがたまりやすく、歯ブラシが届きにくくなります。この状態が続くと、むし歯や歯周病の発症リスクが高まり、さらに歯を失う悪循環につながるおそれがあります。

噛み合わせのバランスが崩れる

噛み合わせが乱れると、特定の歯に強い力が集中し、歯や顎関節に負担がかかります。これにより、顎の痛みや頭痛、肩こりなど全身的な不調を引き起こすこともあります。また、咀嚼効率が低下し、食事の際にしっかり噛めなくなるケースもあります。

見た目・発音への影響

歯並びの乱れは、笑ったときの印象を左右するだけでなく、発音の明瞭さにも影響します。特に前歯の傾きや隙間がある場合、息漏れが生じて「さ行」「た行」などが発音しにくくなることがあります。見た目や話し方に自信を持てなくなることで、心理的なストレスを感じる方も少なくありません。

顎関節症のリスク

歯並びの乱れや噛み合わせの不調和は、顎の関節に過度な負担をかけます。その結果、「口を開けると音がする」「顎が痛い」「口が開けにくい」といった顎関節症の症状を引き起こすことがあります。特に放置すると慢性化し、治療期間が長引くこともあるため、早めの対処が重要です。

歯並びを整えることで得られるメリット

歯列を整えることで、見た目の改善はもちろん、噛み合わせや清掃性も向上します。むし歯や歯周病の予防につながり、将来的に歯を失うリスクを減らすことができます。
矯正治療は子どもだけでなく、大人でも十分に効果が期待できる治療です。つかもと歯科では、患者さん一人ひとりの歯の状態や生活スタイルに合わせた治療計画を立て、無理のない方法で歯並びの改善をサポートしています。

まとめ

大人の歯並びが悪くなる原因は、歯の喪失、加齢、生活習慣、親知らずなど多岐にわたります。見た目だけでなく、噛み合わせや歯ぐきの健康にも深く関わるため、放置するとさまざまなトラブルを引き起こします。歯並びの変化に気づいたら、早めに歯科医院で相談することが大切です。つかもと歯科では、歯並びや噛み合わせの改善を通じて、患者さんが一生自分の歯で快適に過ごせるようサポートしています。

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