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子供は大人以上に定期検診が重要?

日本が「口腔ケアの後進国」とも呼ばれる理由は、定期検診受診率の低さにあります。口腔ケアへの関心が高い方は、3ヶ月に1回程度の定期検診・メンテナンスを受けているかと思いますが、現状、大半の人は「痛くなった時」に歯科を受診します。その結果、治療の度に歯質を失って、歯の寿命も短くなっていくのです。その点、いずれは永久歯と入れ替わる乳歯は、それほどケアに力を入れなくても良いように思われがちですが、実際はそうではありません。

乳歯の健康が永久歯の正常な発育を促す

始めに、永久歯の正常な発育には、乳歯の健康が不可欠である点をお伝えしておきます。意外に思われるかもしれませんが、発育という観点で乳歯と永久歯は切っても切り離せない関係にあるのです。例えば乳歯の虫歯を重症化させると、次に挙げるような悪影響が永久歯に及びます。

永久歯が生えてこない?

乳歯の虫歯が重症化すると、歯の根の先から細菌や汚染物質などが流れ出て、下に控えている永久歯に悪影響が及ぶことがあります。具体的には、すぐ上に危険なものがあるので、萌出する時期を遅らせたり、その位置を回避して生えてきたりしようとするのです。

永久歯列が乱れる

永久歯の歯並びは、乳歯の虫歯の重症化によって大きく乱されることがあります。上述した萌出の位置異常は最もわかりやすい例ですね。その他、乳歯が虫歯で早期に脱落することで、歯列内のスペースが塞がれて、八重歯や乱ぐい歯といったいわゆる「叢生(そうせい)」が誘発されてしまうのです。

永久歯の発育不全

乳歯の虫歯は、永久歯の発育不全(=石灰化不全)を引き起こすこともあります。歯の頭の部分のエナメル質が正常に発育せず、形がデコボコになったり、色がおかしくなったりするのです。

定期検診でお口の病気をしっかり予防

小さい頃から定期検診を受けていると、虫歯を重症化させてしまうようなことはほとんどなくなります。乳歯はもともと虫歯になりやすく、そのリスクをゼロにすることは不可能ですが、可能な限り予防、あるいは重症化を回避するだけでもお子様のお口の発育に大きく寄与することでしょう。

ですから、歯医者さんデビューはできるだけ早い時期に済ませるのがおすすめです。歯医者さんデビューした後も3~6ヶ月に1回くらいの頻度で定期検診を受けましょう。

そもそも定期検診って何するの?

歯医者さんの定期検診では、虫歯や歯周病になっていないかを調べた上で、とくに問題がなければブラッシング指導を行います。お子様が上手にひとり磨きできるよう、わかりやすくレクチャーいたします。ひとり磨きだけで十分な清掃を行えるようになるまでには、かなりの時間を要します。

小学校に上がってからもしばらくは親御様による仕上げ磨きを継続してあげてください。定期検診では、そうした仕上げ磨きの指導なども実施しております。その他、歯を強くする「フッ素塗布」や汚れがたまりにくくなる「シーラント充填」なども適宜行っていきます。

まとめ

このように、子どもの歯である乳歯の健康を維持することで、永久歯の発育にも良い影響がもたらされます。それだけに「乳歯は使い捨ての歯」とは考えず、ある意味で永久歯以上に大切に使っていくことが重要です。当院まで定期的にご来院いただければ、お子様の歯を虫歯菌からしっかりお守りすることができます。まだ歯医者さんデビューしていないお子様も是非、当院までお越しください。

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