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矯正治療中の口腔ケアのコツを解説!

皆さん、こんにちは。つかもと歯科です。今回は「矯正治療中の口腔ケアのコツ」というテーマで、お役立ち情報をお届けします。矯正治療を始めると、普段の口腔ケアが少し複雑になりがちです。しかし、適切な方法でケアを行えば、治療期間を快適に過ごし、最終的な治療結果も良好にすることが可能です。

ワイヤー矯正の場合の口腔ケア

ワイヤー矯正は、金属やセラミックのブラケットを歯に取り付け、ワイヤーを通して徐々に歯を動かしていく伝統的な矯正方法です。この治療法は効果的ですが、口腔ケアには少し手間がかかります。

ブラッシングのポイント

小さめの歯ブラシを使用する: ブラケットやワイヤーの周りもしっかり磨けるよう、コンパクトなヘッドの歯ブラシを選びましょう。

歯間ブラシの活用: 歯間やブラケットの下など、通常の歯ブラシでは届きにくい部分を清掃するために、サイズの合った歯間ブラシを使用します。

デンタルフロスの使用: 特殊なデンタルフロスを使い、ワイヤーの下や歯間の清掃を行います。

食事後のケア

食事後はできるだけ早く口をすすぎ、残った食べかすを除去しましょう。外出時には、携帯用の歯ブラシや歯間ブラシを持参してケアすると、口腔衛生状態を良好に保ちやすくなります。

マウスピース矯正の場合の口腔ケア

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を動かしていく、比較的新しい矯正方法です。この治療法は見た目が目立ちにくく、取り外しが可能なため、食事や口腔ケアがしやすいというメリットがあります。

マウスピースのケア

マウスピースを清潔に保つ:マウスピースを使用しない時は、優しく丁寧に洗浄したあとに、専用のケースへ入れておきましょう。机やテーブルの上に放置していると、マウスピースの紛失や破損を招いてしまいます。週に1~2回は入れ歯洗浄剤などを使うことで、細菌の繁殖を抑えることができます。

定期的なブラッシング: マウスピースを装着していない時は、いつも通りに歯を磨き、歯間ブラシやフロスで歯間の清掃を怠らないようにしてください。

矯正治療中の口腔ケアの重要性

矯正治療中は、歯や歯茎に通常以上のストレスがかかるだけでなく、装置に影響で口腔内が不潔になりがちです。そこで適切な口腔ケアを行うことで、矯正治療の効果を最大限に引き出せるようになり、虫歯や歯周病などのリスクも低減できます。

矯正中に虫歯・歯周病になるとどうなる?

矯正治療中に虫歯や歯周病になると、それらの治療を優先しなければなりません。ワイヤー矯正の場合は、ワイヤーやブラケットを一時的に外す必要が出てくることもあります。大きな虫歯ができると、治療後に歯の形が変わることから、マウスピース矯正の装置を作り変えなければならなくなる場合もあるのです。そうした点を踏まえると、矯正中の虫歯や歯周病は可能な限り予防した方が良いです。その上で正しい口腔ケアを継続することは極めて有効といえるのです。

矯正治療中の口腔ケアの相談

矯正治療を始める前や治療中に、口腔ケアの方法について不安や疑問がある場合は、お気軽につかもと歯科までご相談ください。患者さん一人ひとりの状況に合わせた、最適なアドバイスを提供いたします。

矯正治療は、ただ単に歯を動かすだけではなく、きれいな歯並びと良好な噛み合わせを手に入れ、全身の健康にも貢献する重要な治療です。適切な口腔ケアを心がけ、治療期間を快適に過ごしましょう。

つかもと歯科は、患者さん一人ひとりの健康な笑顔をサポートすることをお約束します。矯正治療や口腔ケアに関するご相談がありましたら、いつでもお待ちしております。

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