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歯並びが悪いことのリスクとは

矯正治療というのは、選択する治療法によっても変わりますが、心身の負担が大きい歯科治療です。そのため、小さいころや思春期にわざわざ矯正を受けている人が物珍しく映っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。単に見た目を良くするためだけなら、同じくらいの金額を使ってより簡単な見つけることも難しくありませんよね。それは悪い歯並びがもたらすデメリット・リスクが見た目を悪くするだけではないからです。今回はそんな歯並びが悪いことのリスクについてわかりやすく解説します。

歯の寿命が短くなる

悪い歯並びには、ほぼ必ずと言って良いほど噛み合わせの異常を伴います。上下の歯が適切な位置で噛んでおらず、特定の歯や歯茎に大きな負担がかかっています。その結果、歯の破折や摩耗、歯茎の炎症などを引き起こしやすくなるのです。虫歯や歯周病のリスクも上昇するため、歯の寿命は自ずと短くなりま

汚れがたまりやすい

悪い歯並びに悩まされている方は、ブラッシングにも苦労されているケースが多いです。とくに叢生(そうせい)と呼ばれる歯並びの八重歯や乱ぐい歯は、十分に工夫しなければ汚れをきちんと落とせません。食べかすや歯垢がたまって口臭も強くなりがちです。さらには、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。

発音が悪くなる

すべての歯並びに共通していえることではありませんが、歯列不正や不正咬合があると舌の動きが制限されたり、息漏れが生じたりすることで発音に障害が現れます。昔から活舌が悪いことに悩まされている方は、その背景に歯並び・噛み合わせの異常が潜んでいるかもしれません。

食べ物が噛みにくい

歯並びは子どもの頃に完成するものであり、大人になってからはその状態が当たり前となっていることから、まさか噛み合わせの異常が食べにくさの原因であるとは考えられなかったという方も少なくありません。また、歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことも歯並び・噛み合わせの異常に由来していることが多く、“噛む”こととは切っても切り離せない要素なのです。そのため矯正治療によって歯並び・噛み合わせが正常化されて、食べ物を噛みやすくなったことに感動される方はたくさんいらっしゃいます。

性格が暗くなる?

悪い歯並びを放置するリスクとして最後に挙げておきたいのは、心に与える影響です。これは悪い歯並びが口元のコンプレックスとなることに直結することであり、歯列不正を抱えている人の多くに当てはまります。やはり、口元に気になる部分があるとどうしても隠してしまいますし、それが習慣化すると自然に笑えない、口数が減る、人と会話するのが億劫になる、といった方向へと進んでいき、最終的には性格が暗くなってしまう人もいらっしゃるのです。悪い歯並びを矯正によってきれいにすることは、そうした心の内面に与えるデメリットやリスクまで解消するのに役立つのです。

まとめ

今回は、歯並びが悪いことによるリスクについて解説しました。悪い歯並びは単に見た目を悪くするだけではなく、驚くほどたくさんのことに悪影響を及ぼしがちです。それだけに、歯列不正や不正咬合の症状が認められる方は、できるだけ早く矯正治療によって改善した方が良いといえます。歯並びの治療は大人になってからでも受けることができますので、関心のある方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。当院は矯正治療に力を入れている歯医者さんです。

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