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国民皆歯科健診って必要?定期検診との違いは?

歯科関連のニュースに注目している方は、「国民皆歯科健診」に関する報道が気になっていることかと思います。“国民皆”という名前がついており、当然ですが私たち全員に関係のあるものなので、その内容については正確に理解しておくことが大切です。今回はそんな国民皆歯科健診について詳しく解説します。

 

すべての年代の人が歯科健診を受けられるようにする

今現在、歯科健診を無料で受けられるのは高校生までです。いわゆる学校歯科健康診断は、小学校、中学校、高校までの生徒が毎年1回、無料で歯科健診を受けられる制度であり、皆さんも受診した記憶があることかと思います。1年に1回だけだとしても、お口の健康維持には大きく寄与しており、非常にありがたい制度なのですが、高校を卒業したあとは歯科健診を無料で受けられる機会がなくなります。その点を危惧した国が検討を始めたのが「国民皆歯科健診」です。現状はあくまで検討段階ですが、実現すればすべての年代の人が歯科健診を無料で受けられるようになります。

いつから始まるの?

国民皆歯科健診は、骨太の方針に盛り込まれた段階であり、これから話し合いが進んでいくものと思われます。こうした制度を実施するまでにはかなりの期間を要するため、少なくとも3年、長くて5年程度は待たなければならないでしょう。それを聞いてがっかりする方も多いかと思いますが、これを機会にご自身で定期検診の受診を始めてみませんか?

定期検診の意義が見直されている

いろいろな病気で内科や眼科、皮膚科などを受診した際、治療が終わった後も定期的な検診等を進められることが多いですよね。おそらく、何か症状が現れなければ検診も省いてしまうことがほとんどですよね。それで実際、問題もないことも多いのですが、歯科の場合は少し事情が異なります。なぜなら、お口の病気は誰にでも発症リスクがあり、自然に治ることのない進行性の病気でもあるからです。しかも、歯周病に関しては国もかなり警戒しており、歯科の定期検診を受ける意義や重要性が見直されるようになりました。

歯周病って何が怖いの?

歯周病は、自覚症状に乏しく、気付かないうちに重症化していることも珍しくありません。日本人の成人の約8割がかかっているといわれている時点で、現状はかなり悪いです。もちろん、歯周病が歯茎の腫れや出血程度の症状しか現れないのであればとくに危惧する必要はないのですが、現実は歯を失う原因の第一位であるだけでなく、全身の病気を発症するリスクを大きく上昇させることがわかっており、国もこのまま看過するわけにはいかないと判断したのでしょう。ちなみに、歯周病を重症化させると、次に挙げるような病気が誘発されることがあります。

・動脈硬化
・心筋梗塞
・脳梗塞
・糖尿病
・誤嚥性肺炎
・認知症

どれも全身疾患としては深刻なものばかりなので、予防するに越したことはありません。歯科健診や定期検診を受けることで歯周病の予防や早期発見・早期治療も可能となり、ひいては全身の健康維持・増進にまで寄与します。

まとめ

今回は、今話題の国民皆歯科健診について解説しました。歯科医療にかかわっているものからするととても有益な制度であり、是非とも次元してもらいたいものです。とはいえ、国民皆歯科健診が実現したとしても、歯科健診を無料で受けられるのは1年に1回程度です。虫歯を歯周病の予防を徹底するのであれば、もう少し高頻度に検診を受ける必要があります。

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