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矯正治療はいつ受けるのが正解?

矯正治療は、一度始めるとかんたんにはやめられません。成人矯正ともなると、100万円近い費用がかかるだけでなく、1~3年くらいの治療期間を要することから、いつ始めるのが正解なのか、迷っている方も多いことでしょう。小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、とくにそのタイミングの見極めに苦労されていることかと思います。そこで今回は、矯正治療を受ける時期・タイミングについて、つかもと歯科がわかりやすく解説をします。

小児矯正と成人矯正のどちらを受けるべきか

まず、子どもの時期に矯正を受ける選択肢がある場合は、基本的に子どもの頃から治療を受けた方が良いといえます。なぜなら、小児矯正でなければ改善できない症状、得られない治療効果があるからです。具体的には、5~12歳までの期間であれば、骨格的な異常に由来する悪い歯並びも自然な形で治すことが可能です。そうしたケースを成人矯正で治療するとなると、外科手術や抜歯が必須になったり、そもそも症状を十分に改善できなかったりするため注意が必要です。

小児矯正はいつ始めるべき?

小児矯正を始める時期は、お子さまの歯並び・噛み合わせ、発育の状況によって大きく変わります。ケースによっては3~4歳から矯正治療に着手した方が良い場合もあります。一般的には5~6歳くらいから始めると、期待したような矯正の効果が得られやすくなります。ですから、矯正相談自体はできるだけ早めに受けておく方が良いです。例えば、3歳くらいで骨格や歯並びに気になるところがあれば、一度、矯正治療が得意な歯医者さんに診てもらいましょう。矯正相談を受けたからといって、すぐに治療を始めなければならないわけではありません。多くのケースでは、適切な時期がきたら本格的に矯正治療を始めましょうという流れになります。

成人矯正はいつ始めるべき?

大人の矯正治療も始める時期に迷っている方も多いでしょう。成人矯正は小児矯正と異なり、始める時期によって得られる効果に大きな違いは見られません。巷でもよく「大人の矯正は何歳からでも始められる」という話を耳にしますよね。実際、成人矯正は40歳や50歳になってからでも問題なく始められますが、シビアな話をするとできるだけ早い時期に実施した方が得られるメリットも多くなります。

成人矯正を早く始めることによるメリット

成人矯正を若い頃に始めると、歯並びの不正やかみ合わせの不正によるデメリットを最小限に抑えられます。悪い歯並びには、見た目の障害やかみ合わせ障害、清掃不良による虫歯・歯周病リスクの増大といったデメリットを伴いますが、それを20代で解消するのと40代で解消するのとでは心身に与える影響にもかなり大きな違いが出てきます。また、歯が埋まっている骨は年齢を重ねるごとに硬くなり、動かしにくくなることから、矯正治療は若い頃に始めた方が治療期間も短く済むことが多いのです。矯正で痛い思いや不快な思いをする場面も少なくなることでしょう。そういう意味で成人矯正は思い立った時点で始めると良いといえます。

まとめ

今回は、矯正治療を受けるタイミングについて、つかもと歯科が解説しました。子どもの矯正は治療を始めるタイミングがある程度、限定されているため、必ず専門家の意見を聞くようにしてください。矯正相談を受ける時期は早いほど良いでしょう。大人の矯正は何歳からでも始められますが、1年後に先延ばしするよりも、思い立った今日から始めた方が得られるメリットも大きくなります。そんな矯正治療について他にも疑問に思うことがあれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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