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噛み合わせを自分で調べる方法

皆さんは、自分の噛み合わせに自信はありますか?噛み合わせというのは、歯並びとは少し異なるもので、鏡でお口の中を見るだけではよくわかりません。ただ、少し工夫をするだけでも自分の噛み合わせを簡易的に調べることはできます。今回はそんな自分の噛み合わせをセルフチェックする方法について、つかもと歯科がわかりやすく解説をします。

 

そもそも噛み合わせとは?

噛み合わせは、上下の歯の接触状態を表すもので、専門的には咬合(こうごう)と呼ぶこともあります。一般的にいわれている歯並びは、出っ歯や乱ぐい歯・受け口など、主に歯の生え方を意味しているため、噛み合わせとは少し意味が違ってきます。もちろん、歯並びと噛み合わせには厳密な定義があるわけではないので、今回はあくまで少し違うものだというおおざっぱな理解を持っていただけたら幸いです。

噛み合わせは自分で調べられる?

嚙み合わせを精密に調べるためには、歯医者での検査が必須となりますが、明らかな異常にういては、自分で確認することが可能です。ご自身の噛み合わせが気になる方は、次の方法でセルフチェックしてみてください。

正中のズレの調べ方

歯並びがきれいでも上下の歯で真ん中がズレているということはよくあります。左右の上下の一番前の歯の真ん中にあたる部分で、鏡を見て「いー」とすることでそのズレを確認することが可能です。もしも上下の真ん中の線が一致しない場合は、どちらかの顎の位置や歯並びに異常があるものと考えられます。

奥歯の噛み合わせのズレの調べ方

奥歯の噛み合わせは、カチカチと噛むことで調べられます。左右が均等に噛んでいれば、奥歯の噛み合わせに大きな問題はないと思われます。どちらか一方が強く噛んでいる場合は、奥歯の噛み合わせのズレが認められます。

噛み合わせの水平的なズレの調べ方

割り箸を奥歯で噛んで、左右にズレがある場合は、歯の高さのアンバランスが疑われます。噛み合わせの高さが正常ではないと、特定の歯や顎の関節に大きな負担がかかってしまいます。

顎の関節の異常の調べ方

噛み合わせのズレは、顎関節症を誘発されることが多いです。口を大きく開けた時に顎関節が痛かったり、カクカクと音が鳴ったりしている場合は要注意です。口を開けた時に指が縦に3本入らない場合も顎関節症が疑われます。

悪い噛み合わせでよく見られる症状

噛み合わせが悪いと、次に挙げるような症状がよく見られます。もしひとつでも当てはまる症状がある場合は、一度、歯医者さんに診てもらいましょう。

・顔の輪郭が左右で非対称である
・食べ物を噛みにくいと感じることが多い
・特定の歯や片側だけで噛む癖がある
・食事の時に誤って頬の内側を噛むことがある

こうした症状の背景には、歯並びだけではなく、噛み合わせの異常も潜んでいることが多いです。当院であれば、噛み合わせまで正常化させる歯列矯正を実施できます。噛み合わせの問題でお困りの方は、まずはお気軽につかもと歯科までご相談ください。

まとめ

今回は、噛み合わせの状態を自分で調べる方法について、つかもと歯科が解説しました。多くの人は歯並びという見た目の問題に意識がいきがちですが、実際は噛み合わせという機能面の問題の方が重要であったりするものです。噛み合わせの異常を放置すると、歯の寿命が縮まったり、顎の関節に過剰な負担がかかったりするため十分な注意が必要です。

80歳まで20本以上の歯を残せている人は、歯並び・噛み合わせに大きな問題を抱えていないケースが多くを占めるようですので、歯を失うリスクを少しでも減らしたい場合は、噛み合わせの状態まで気を配っていくことをおすすめします。

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