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ガムを噛むと虫歯予防になる理由

虫歯を予防するためには、歯ブラシによるブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを活用したりするなど、それなりに大変な努力を積み重ねなければなりません。歯科医院でのプロフェッショナルケアまで定期的に受けられたらベストではあるのですが、時間がなくて難しいという方もいらっしゃることでしょう。そうした方は、キシリトール入りのガムを噛むことから始めてみませんか?ガムを噛むと虫歯予防につながることは、科学的にも証明されています。

ガムを噛むと虫歯を予防できるのはなぜ?

唾液がたくさん分泌される

私たちの唾液腺は、そしゃく運動を行う度に唾液を分泌します。それは食事の時だけでなく、ガムを噛んだ時も同じです。唾液には、自浄作用・抗菌作用・殺菌作用・再石灰化作用など、虫歯予防に寄与する作用が数多くあります。とくに酸によって溶けだした歯質を修復する再石灰化作用は、虫歯予防に重要なので、日頃からたくさんの唾液を出すよう努めましょう。

キシリトールによる虫歯予防効果

「ガムを噛む」と言っても、砂糖が含まれた製品を選ぶとかえって虫歯なりやすくなるためご注意ください。甘いガムは美味しいのですが、虫歯菌の活動を活発化させる原因にもなります。砂糖であるスクロースではなく、代用糖のキシリトールが配合されたガムなら、虫歯を予防しやすくなりますよ。

次はセルフケアとプロケアに力を入れましょう!

キシリトールガムを毎日噛むことで虫歯予防になりますが、それだけで満足してしまうのはあまりにももったいないです。せっかく虫歯予防へのモチベーションが高まっているのですから、そこからはセルフケアに力を入れていきましょう。正しいセルフケアの方法は、歯科医院の定期検診・メンテナンスで受けることができます。

口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士が患者さまお一人おひとりに最善といえるセルフケアの方法をレクチャーいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください。歯のクリーニングやスケーリング(歯石除去)、フッ素塗布といったプロフェッショナルケアも併せて実施します。

まとめ

今回は、ガムを噛むとなぜ虫歯予防につながるのか、その理由について解説しました。ガムを噛むと唾液がたくさん分泌されて自浄作用や殺菌作用が高まります。キシリトールが配合されたガムであれば、虫歯菌の活動を間接的に抑制することが可能となっておりますので、虫歯を積極的に予防したい方にはおすすめです。もちろん、虫歯予防を徹底する場合は、セルフケアを充実させなければなりませんので、その点は歯科医師・歯科衛生士にアドバイスを求めるようにしましょう。

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