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歯磨きのタイミングと頻度について

皆さんは、どんなタイミングと頻度で歯磨きをしていますか?歯磨きは小さい頃に習慣付いているものなので、家庭でのやり方が家族全員で共通していることが非常に多いです。また、ライフスタイルにも影響されやすい面が大きいことから、それぞれ独自の歯磨きの習慣が身に付いている場合もあります。そこで今回は、専門家が推奨する歯磨きのベストなタイミングと頻度について、つかもと歯科がわかりやすく解説をします。

 

歯磨きの最適なタイミング

食後の歯磨きは必須

歯磨きをする最適なタイミングは、食後です。食事をした後は、必ずお口の中が汚れます。唾液による自浄作用も期待できるのですが、それだけでは不十分です。食事をした後そのまま仕事や学校の講義などに戻れば、お口の中の食べかすをエサとして、虫歯菌や歯周病菌の活動が活発になります。ですから、1~2分という極めて短い時間でも構いませんので、食事をした後は必ず歯磨きをするようにしてください。

朝起きた直後と夜眠る直前

多くの人が意外に実績できていないのがこの2つのタイミングです。起床直後と就寝直前の歯磨きを毎日しっかり行えている人は、今の日本では間違いなく少数派です。ここで誤解されやすいのが「朝食後の歯磨き」と「夕食後の歯磨き」です。この2つは、上段で述べたタイミングとは少し異なります。

・起床直後の歯磨きの効果

おそらく、朝食後と夕食後の歯磨きは、ほぼすべての人が習慣化できていることでしょう。一方、朝起きてすぐに歯磨きをして、出かける準備や朝食を摂った後にもう一度、歯磨きをしている人は稀ですよね。そんな短時間のうちに2回も歯磨きする必要があるの?と疑問に思われることでしょう。実は大きな効果が得られるのです。眠っている間は唾液の分泌がほぼ停止するため、お口の中でたくさんの細菌が繁殖します。起床直後に口臭が強くなるのもそのためです。そうした不潔な状態で朝食を食べると、細菌まで一緒に飲み込むこととなります。それなら起床直後に1~2分でも良いので、軽く歯磨きした方が良くありませんか?

・就寝直前の歯磨きの効果

就寝直前に歯磨きをする理由も起床直後とほぼ同じです。眠っている間は細菌の活動が活発化するので、そのエサとなる食べかすなどはできるだけ取り除いておいた方が良いのです。例えば、夕食を21時食べて歯磨きをしても、眠るまでにはそれなりの時間がありますよね。その間、お茶やお酒などを飲む方もいらっしゃることでしょう。ですから、虫歯・歯周病予防を徹底するのであれば、就寝直前の歯磨きも必須となってきます。

歯磨きの適切な頻度について

歯磨きの適切な頻度は、上記のタイミングを理解することで自ずと決まってきます。つまり、毎食後と起床直後、就寝直前ですね。朝昼晩の3食摂る方は、合計で5回歯磨きをしていれば、極めて高い予防効果が得られます。間食をされる方は、その回数だけ歯磨きをする頻度も増えます。

まとめ

今回は、歯磨きの適切なタイミングと頻度について、つかもと歯科が解説しました。歯磨きは基本的に毎食後、行うようにしてください。理想を言えば、それに起床直後と就寝直前を加えてほしいです。もちろん、歯磨きは回数をこなすだけで十分な効果が得られるものではないため、正しいブラッシング法も身に付ける必要があります。虫歯や歯周病の予防を徹底したいという方は、今回の内容を参考にしてみてください。何か疑問点があれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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