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舌が白いのは汚れ?それとも病気?

健康な舌は、きれいなピンク色をしていますが、そこに異変が生じていると、何かの病気にかかっているのではないかと不安になりますよね。例えば、舌が白くなっていたら、皆さんなら何を疑いますか?今回はそんな舌の異常について、つかもと歯科がいろいろな面から詳しく解説をします。

 

舌には「舌苔(ぜったい)」という汚れがつく

歯に付着する汚れというと、「歯垢」「歯石」が有名ですね。歯と歯茎の境目付近に形成されやすく、虫歯や歯周病の原因となるため、歯磨きや歯科医院でのクリーニングできれいに取り除く必要があります。それと似たような汚れに「舌苔」というものがあるのをご存知でしょうか?

舌苔の中身は歯垢とほぼ同じで、細菌や食べかすなどで構成されています。そのため歯垢と同じように病原性を持っていますが、舌に対してすぐに悪影響を及ぼすことはありません。実際、健康な人の口腔内にも舌苔はある程度、見られるもので、口臭の原因にはなるものの、それが深刻な病気を直接的に引き起こすことはまずないといえるでしょう。とはいえ、細菌や真菌の温床となることに変わりはないため、定期的に舌ブラシできれいに取り除く方が良いといえます。

舌苔以外に考えられる原因は?

舌が白くなっている場合で舌苔以外の原因としては、次の つが考えられます。

原因1:口腔カンジダ症

口腔カンジダ症とは、カンジダ・アルビカンスという真菌によって引き起こされる病気で、舌を始めとした口腔粘膜に白いカビが生えます。そのカビは、綿棒などで拭うと除去できる点が口腔カンジダ症の大きな特徴といえるでしょう。口腔カンジダ症では、舌に白いカビが生えるだけでなく、接触痛を伴うことから、舌苔とは明らかに異なることがわかります。そんな口腔カンジダ症の原因としては、不衛生な入れ歯や口腔乾燥症、抗菌薬の長期使用などが挙げられます。

原因2:白板症(はくばんしょう)

白板症とは、舌や頬粘膜、歯肉などに白斑病変が現れる病気で、原因は解明されていません。専門家の中では、喫煙や飲酒、刺激の強い食品の習慣的摂取などによって誘発されると考えられています。白板症では、白斑に加えて潰瘍(かいよう)やびらんなどの症状も認められるため、舌苔や口腔カンジダ症とも区別しやすいといえるでしょう。ちなみに、白板症は将来的に口腔がんになる可能性がある「口腔潜在的悪性疾患(こうくうせんざいてきあくせいしっかん)」のひとつであることもお伝えしておきます。

舌の症状が気になったらまずは歯科を受診

舌は、全身の健康状態をはかるバロメーターとも言われる器官です。その舌に何らかの症状が現れたら、口腔組織の専門家である歯医者さんに診てもらいましょう。歯医者さんなら口腔カンジダ症や白板症といった特殊な病気を正しく見分けることができます。ただし、白板症のような比較的深刻な口腔疾患の精密診断および治療は、口腔外科が設置されている医療機関に任せることになりますので、その点はご注意ください。

 

まとめ

今回は、舌が白くなっている場合に考えられる原因について、つかもと歯科が解説しました。舌が白い場合にまず考えられるのは、舌苔です。これは誰にでも生じ得る汚れなので、度を越していなければセルフケアで対応すれば十分といえます。口腔カンジダ症や白板症のような具体的な病気が疑われる場合は、自分で治すことはできませんので、早急に専門の医療機関を受診するようにしてください。当院でも舌の病気の診察までは対応することができます。

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